その歯磨き合ってる?その③ 6〜12歳のお子さま編

今回は、お子さまが自立し自分で歯磨きができてくる「6〜12歳のお子さまの歯磨きのポイント」をお伝えしていきます。
小学校の生活が始まり、自分で歯磨きを行うことが増えますが、まだまだ親御さんの適切なサポートと歯磨き指導が必要です。また、この時期の歯磨き習慣は、一生のお口の健康に左右します。歯の健康は全身の健康にも影響を及ぼすため、正しい習慣を身につけさせることが大切です。

6〜12歳のお子さまの歯磨きポイント

乳歯と永久歯が混在する大きな変化が起こる時期

6歳頃に最初の永久歯が生え始めます。この時期に乳歯が抜けて新しい永久歯が順番に生えてくる過程は、「混合歯列期」と呼ばれ、乳歯と永久歯が同時に存在します。大きくなる永久歯と、小さい乳歯が混在することで、ブラッシングが難しくなる時期です。

適切な歯ブラシの選択

・柔らかい毛の歯ブラシを使用することで、乳歯が抜けたあとの敏感な歯茎を傷つけずに済みます。
・歯ブラシのサイズはお子さまの口の大きさに合ったものを選び、操作しやすいものが理想的です。

正しい磨き方を楽しく覚える

・歯ブラシは歯と歯茎の境目に斜めに当て、小さな円を描くように優しくブラッシングします。
・歯の表面だけでなく、噛む面、内側の面も丁寧に磨きましょう。
・永久歯が生え始めた部分は特に注意深く磨くことが大切です。
・乳歯と永久歯の間は、隙間が生まれやすいので、フロスを使って歯間を清掃することも大切です。

フッ素配合の歯磨き粉の使用

・フッ素は虫歯予防に有効ですが、お子さまが飲み込まないように注意して、適量を使うことが重要です。
・【フッ素濃度】 1,000ppm程度のものを選びましょう。
・【オススメ歯磨き粉】
チェックアップ ジェルタイプ 950ppm F(使用目安1cm程度)
チェックアップ コドモ 950ppm F(使用目安1cm程度)

親御さんのサポート

・【歯磨きの習慣化】毎日同じ時間に歯を磨く習慣をつけましょう。特に朝と夜、食後の歯磨きを習慣化することで、お子さまは自然と歯磨きを日課として受け入れるようになります。
・【食生活の管理】砂糖の多い食品や飲料の摂取を控えるようにし、バランスの良い食事を心がけてください。健康な食生活は、歯の健康に直接的に寄与します。

定期的な歯科検診

お子さまが成長するにつれて、歯の状態も日々変化します。定期的な歯科検診によって、歯の健康状態を確認し、初期の虫歯や歯並びの問題を早期に発見することができます。
お口のプロの歯科医師や歯科衛生士さんのプロフェッショナルケアでお子様の歯を虫歯から守ってあげましょう。

まとめ

混合歯列期にお子さまのお口の状態を健康に保つことは、永久歯が健康に成長するために非常に重要です。親御さんが積極的にサポートし、正しい歯磨きの習慣をお子さまとともにつくり、定期的に歯医者さんの診察を受けて、お子さまの口腔内の健康を守ってあげてください。

ご相談は弘部歯科まで

詳しいアドバイスや専門的なケアが必要な場合は、弘部歯科にご相談ください。
専門のスタッフが一人一人に合わせたケアを提供し、皆様の口内健康をサポートいたします。

この記事がお役に立てれば幸いです。美しい笑顔と健康な毎日を目指して、適切なオーラルケアを心がけましょう。

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