①カウンセリング
まず、患者様のお口のお悩みや状態を確認し、
どのような処置が可能か、最適かをしっかりお聞きします。
その他に、期間・費用がどの程度かかるかを
患者様が納得するまでしっかり行います。
まずは、カウンセリングと検査を行いましょう。
どのような処置が可能か、最適かをしっかりお聞きします。
その他に、期間・費用がどの程度かかるかを
患者様が納得するまでしっかり行います。
まずは、カウンセリングと検査を行いましょう。
歯の矯正治療
矯正治療は、様々な方法が有ります。
当院で、全顎的に歯並びを矯正する場合は、マウスピース矯正という方法で整えていきます。
マウスピース矯正はこちら→
ここでは、それ以外の部分的な矯正治療の方法を紹介致します。
部分矯正(MTM)
部分矯正（MTM…マイナー・トゥース・ムーブメント）とは、
動かす歯を1本～数本に限定して矯正治療を行う方法です。
通常の矯正は多数の歯を動かすため、治療に2～3年程度の歳月が必要とされています。
部分矯正は、動かす歯を1本～数本に限定して矯正治療を行うので、
虫歯の処置や歯周外科処置などを組み合わせれば、半年程度で症状の改善を期待できます。
部分矯正はすべての症例に有効な治療法ではありませんが、
短期間で施術することができ、補綴治療（クラウンやブリッジの治療など）やインプラント治療を行う際に、
歯の位置や傾斜などの歯並びの一部を事前に修正する場合や、
隙間があいている前歯を移動させる、傾いている歯をまっすぐに修正する場合に有効な治療法です。
部分矯正(MTM)の種類
挺出処置
（エクストルージョン）
-
虫歯で処置した歯が歯茎近くまでしか無いため、かぶせ物ができない状態なので、挺出（引き出す）します。 -
ゴムで引っ張り上げることで歯茎の中から歯の健全な部分を露出させかぶせ物で処置することが可能になります。
倒れている歯を起こす（アップライト）
-
手前の歯がなくなった後放置したことにより
奥の歯が手前に倒れこんできてこのままではブリッジやインプラント治療ができない。 -
バネの弾力により歯を起こしこの後インプラントやブリッジにより噛み合わせを回復することが可能になります。
治療の流れ
②検査
頭蓋骨や顎の骨、頭部全体のレントゲン撮影、
歯型採りを行います。
歯型採りを行います。
③治療計画の説明
検査により得た結果をもとに治療を計画します。
どの様な治療で進めていくか、期間・費用がどの程度かかるか、治療方針について丁寧に説明します。
どの様な治療で進めていくか、期間・費用がどの程度かかるか、治療方針について丁寧に説明します。
④各種処置
治療計画の内容によって、それぞれの治療を進めていきます。
⑤治療終了後のメンテナンス
治療が終わり、装置が外れた後も歯は、虫歯や歯周病の危険があります。
定期的に検査を行い、良い状態を保つようにしましょう。
定期的に検査を行い、良い状態を保つようにしましょう。
治療の選択肢を広げる部分矯正(MTM)
歯を抜いた後に、その歯と歯の間が狭くインプラントを
入れるスペースがない場合に、
MTMで隙間を広げることによりインプラントや入れ歯治療が可能になります。
また、欠損部分の状態によってはインプラント治療やブリッジ治療を行わず、
歯の移動で
隙間を埋めることもできます。
その結果、前後の歯の切削や外科手術を避ける事ができます。
その他にも、歯の軸をまっすぐすることによりブリッジが長持ちします。
ブリッジ治療を行なう前に部分矯正(MTM)で傾いている歯を
まっすぐにすると、
歯の神経を取るリスクや虫歯や歯周病のリスクを減らすことができ、
結果的にブリッジが長持ちし再治療が減少します。
様々な選択肢がありますので、一度当院へご相談ください。
矯正治療の値段
| 部分矯正の治療内容 | 費用（税込） |
|---|---|
| MTM（部分矯正） | 55,000円〜110,000円 |
| MTM（部分矯正）-挺出処置（エクストルージョン） | 55,000円 |
矯正治療の期間
個人差がありますが、
2年前後が目安になります。
矯正治療Q&A
Ｑ.矯正中、食事はできますか？
Ａ.普通にお食事ができます。
治療後、2〜5日は噛むと少し痛いと感じることがありますが、普通にお食事ができます。
Q.矯正治療は痛みはありますか？
Ａ.痛みを感じる場合があります。
ワイヤーを調整した後などは、引っ張る力で痛みを感じる場合があります。また、歯の表面にブラケットという装置を装着しますので、唇の裏側などに違和感を感じる場合があります。
Q.歯を抜くことはありますか？
Ａ.口腔内の状態によります。
患者様の口腔内や歯並びの状態で、抜いた方が良いと判断した場合は抜歯をご提案させていただきますが、患者様の一番納得のいく治療を行います。
Q.妊娠中でも可能ですか？
Ａ.可能です。
妊娠中・授乳中でも可能ですが、つわりで気持ち悪かったり、里帰りでしばらく通院できない場合などは、落ち着かれてから始められる事をお勧めします。また、矯正期間中に妊娠された場合でどうしても装置を外したい場合は一度ご相談ください。
Q.矯正治療は保険適用ですか？
Ａ.自費診療になります。
保険は適応できません。特殊な顎の手術を伴う場合は保険が適応されますので、ご相談ください。
Q.矯正しても元に戻ることはありますか？
Ａ.放っておけば元に戻る可能性が大です。
後戻り防止装置を適切に使用すれば、大きく戻ることはありません。後戻りが少ないように普段の生活習慣についてもアドバイスさせていただいています。